女性のためのカジノフロアで映えるドレス

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カジノに行く際には、ウェブサイトを閲覧してドレスコードをまず確認する必要があります。全てのカジノにドレスコードがあるとは限りませんが、大半のカジノには設定されています。また、お気に入りのカジノに具体的なドレスコードがない場合でも、常に心に留めておくべき基本のガイドラインがいくつかあるので、今回はそれらをご紹介します。

ドレスコードの種類と期待される服装

フル・イブニング・ドレスというドレスコードは、ホワイト・タイとも呼ばれ、女性のフォーマルウェアを指す言葉です。西洋のファッションにおいて最もフォーマルなスタイルの服装で、その起源は18世紀後半にさかのぼります。ホワイト・タイとは床まで届く長さのガウンまたは舞踏会用ドレスで、本物の高級ジュエリーやクラッチバッグのような小ぶりのハンドバッグを合わせます。ティアラや毛皮のショール、それに白の長手袋などをアクセサリーとして合わせる場合もあります。

ブラック・タイはホワイト・タイの一段下ですが、それでもかなりフォーマルな装いです。基本的に夜6時以降はブラック・タイが常識で、いわゆるセミフォーマルの装いです。ブラック・タイが規定されたイベントは一般的に非常に人気があるため、カジノでの特別イベントでドレスコードがブラック・タイとなっているのも珍しくはありません。このドレスコードが規定されていても、絶対に守らなければいけないのはドレスシューズの着用のみと考える人もいるようですが、多くの人は床丈のドレスを着るのがベストだと考えています。床丈のドレス以外では、美しいカクテルドレスでも良いですし、ドレスを好まない方は仕立ての良いパンツスーツでも代用できます。靴については、普段使いの靴ではなく、正統派のヒール付きイブニングシューズが最適です。ドレスには、深みのある濃い色、アクセサリーは控えめなものを選び、動いた時に大きな音がするようなものは避けましょう。

近年では、「ブラック・タイ(任意)」と書かれたドレスコードがよく見られるようになりました。これは、女性であれば丈の短すぎないカクテルドレスが好まれるという点がブラック・タイとの主な違いです。ブラック・タイのイベントの場合と同様に、色は黒・白・メタリック・バーガンディー・真紅、ネイビーブルーといった深みのある色かニュートラルな色にしておくのが良いでしょう。

女性のセミフォーマルのドレスコードには、いわゆる「リトル・ブラック・ドレス(短めのシンプルなブラックドレス)」など、膝丈くらいのドレスやカクテルドレスも含まれています。ドレスの代わりに、エレガントなロングスカートにシャツやトップスを合わせても良いでしょう。さらに、靴の選択肢も広く、ハイヒール、ストラップ・サンダル、フラットシューズなどがすべて許容範囲となります。日中なら薄い色の服、夜のイベントなら濃い目の色の服をお選びください。

ビジネス・フォーマルとは普段オフィスへ仕事に行く時に着るような服装を意味します。セミフォーマルほどフォーマルではない装いですが、その区別は今ひとつ明確ではありません。カジノのドレスコードがクリアでない場合は、少なくともビジネス・フォーマルの服装で行くのが無難です。ペンシル・スカートやあまり丈の短くないスカートにタイツ、あまり体の線が出ないパンツ、ブレザーかコート、控えめなジュエリーなどが女性のビジネス・フォーマルと考えられています。

最後に、VIP セクションに入ろうとしたり、特別イベントに出席したりする際は、特に入場の際のチェックが厳しくなるのが普通ですが、そうでなければカジノがあなたの服装をそれほど厳しく検査することはないでしょうから、リラックスしてお出かけください。